山本町 日本一のじゅんさい


日本一の
じゅんさい

じゅんさいってなんだ?
 じゅんさいの歴史は古く、万葉集に別名「ぬなわ」とうたわれ夏の季語としても使われてきました。じゅんさい沼に小舟を浮かべた摘み取り風景は、のどかな初夏の風物詩となっており、最盛期には町内のあちこちでその姿を見ることができます。風味の命は、独特のぬめりツルリとしたのどごし。その若芽には豊富なビタミンが多く含まれ、低カロリー(100c当たり11.20i)なヘルシー食品として珍重されています。鍋物や酢の物などさまざまな風味で食卓を演出します。また、大手メーカーから、そのぬめり(ゼラチン質)を成分とした化粧品も開発、販売されています。


じゅんさいの生態
 じゅんさいは、スイレン科ジュンサイ属の多年草の水草です。レンコンのできるハスとは別の物です。北海道から九州に至る古い池や沼の水深1〜3bに群生します。4月になると越冬したじゅんさいの根茎から発芽し、暖かくなる時期には沼の水面全体が楕円形の浮き葉で覆われます。楕円形の浮き葉の下に幼い葉が成長してきており、その部分を摘み取ります。一般的に5月〜8月までが摘み取り時期となっています。


国内トップの生産量
じゅんさいの花
 日本一のじゅんさい産地になった背景には、昭和45年から始まった国の減反政策があります。減反政策を期に、町内に自生していたじゅんさいを転作作物として奨励したのが一大産地となるはじまりです。産地を形成するため、じゅんさい圃場の造成には町単独補助金を交付するなどして生産面積の拡大に取り組んできました。現在では人工沼202f、自然沼40fの面積を誇っています。