○豊岡区有財産統一条件

大正14年3月15日

議決

第1条 統一したる林野に対しては、管理区分及び施業按を定め、知事の許可を受くるものとす。

第2条 従来区に於て区民又は第三者との契約に係る権利義務の関係は、その儘村に継承する。

第3条 私有地間に介在する小面積の林野又は田、畑等管理経営上不便なる土地は、統一管理区分の定むる処により、村に於て売却をなし其の代金は、村全部の統一するまで特別会計として蓄積するものとす。

第4条 自家用薪炭材、秣草及萱の採取に対する慣行は、之を認め、採取地は、管理区分に際し、従来の使用区域内に設定し、使用土地の公租公課金の3倍に相当する使用料金を以て使用せしめ、各部落互に相犯さざるものとす。

但し、村全部の統一するまで既統一部落に対しては、使用料を徴収せず。

第5条 従来部落有地に対し、人工造林をなしたるものに対しては、施業按の定むる処により伐期迄、造林者に於て保護し、伐期に際し、その収入、5村5民に分収するものとする。

但し、植付後20年迄の間伐収入は、全部造林者の所得とする。

第6条 将来官行造林を行いたる時、元関係部落民に於て、其の保護の責に任ずる場合は、伐期に於ける村収入の2割を関係部落民に交付するものとする。

第7条 従来部落民に於て開墾したる土地は、其の縁故者に貸付又は特売をなすことあるべし。

但し、開墾地に対して特売をなす場合に於て、田は時価金の3割、畑は、開墾地に対して特売をなす場合に於て、田は時価金の3割、畑は、原地価格の代金を以て縁故者に売却するものとす。

第8条 統一したる財産より生ずる収益は、全部統一するまで、年々その半額を関係部落民に平等に交付し、残半額を特別会計として蓄積するものとす。

第9条 豊岡金田字根岸65番地の1、同字65番地の2、田反別合計7畝21歩及び字白間台142番山林27歩並びに現金は、村社、神明社に寄附するものとす。

第10条 穀物及び上記土地は、全部村の所有に移すものとする。

豊岡区有財産統一条件

大正14年3月15日 議決

(大正14年3月15日施行)

体系情報
第13編 その他
沿革情報
大正14年3月15日 議決