現在地: Home 町長室 三種町長だより 平成24年度 町長あいさつ 三種町戦没者追悼式式辞 (8月21日)

三種町長だより

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三種町戦没者追悼式式辞 (8月21日)

 本日ここに、多数の戦没者ご遺族をはじめご来賓の皆様方をお迎えして、「平成24年度三種町戦没者追悼式」を挙行するに当たり、戦没者各位の御霊に謹んで追悼と慰霊の誠を捧げます。
 諸霊には、苛烈を極めた戦いの中で、ひたすら祖国の安泰と繁栄を願い、最愛のご家族を案じながら、心ならずも遠い異郷の地で帰らぬ人となられました。
 国の御盾として戦禍に倒れ、散華されました数多くの方々のご心情とご無念を思うとき、戦後67年という長い年月を経た現在も、忘れることの出来ない深い悲しみが胸に迫ってまいります。
 また、最愛の肉親を失われたご遺族の皆様におかれましては、決して癒されることのない深い悲しみに耐え、立派にご子弟を養育されながら地域社会に貢献してこられましたご努力に対し、ここに改めて心からご慰労申し上げ、敬意を捧げます。
8.21 追悼式
 本町は、戦没者各位の尊い犠牲とご遺族皆様方をはじめとする全町民のご努力と情熱に支えられ、戦後の混乱期を乗り越え、町民誰もが、住んでいる地域に自信と誇りを持ち、心を一つにしながらより良いまちづくりに遭進し、発展を遂げて参りました。
 これまで築き上げてきた繁栄を、次の世代に継承することはもちろん、命の尊さや平和の尊さを永遠に語り継いで行くことが、私どもの重要な責務であります。
 さて、戦後我が国は、世界に誇る経済大国、また平和国家として国際社会の中で確固たる地位を築いて参りました。
 しかしながら、世界各地では依然としてテロや地域紛争が後を断たず、今もなお多くの人々が傷つき、苦しんでおり、世界平和への道のりは、いまだ遠いことを痛感せざるを得ません。我が国においても、昨年の東日本大震災による原発事故の影響や米軍の基地問題、尖閣諸島の問題など、国内外を取り巻く情勢は一段とその不安定さを増しており、一日も早い解決と、世界平和が訪れることを願ってやみません。
 そして、戦没者の方々の尊い犠牲と、ご遺族の皆様方のたゆみない努力の上に築かれた今日の平和と繁栄を、二度と手放してはならないと改めて肝に命じるものであります。
 本日、戦没者各位の御霊を前にして、私たちは、先の大戦から学び取った多くの教訓を忘れることなく、世界の恒久平和を願うとともに、これまで先人達が築き上げてきた歴史、文化、施策を糧としながら、全町民が「心ふれあう協働のまちづくり」に向け、力強く歩んでいくことを、ここにお誓い申し上げます。
 結びにあたり、御霊の安らかならんことを、そして、永久にご遺族を守り、郷土「三種町」の繁栄と平和をお導き賜りますことを念じ、併せまして、ご遺族をはじめ、ご参列の皆様方のご健勝とご多幸を、心からお祈り申し上げますとともに、東日本大震災で犠牲になられた方々のご冥福と、被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げ、式辞といたします。