現在地: Home 町長室 三種町長だより 平成25年度 町長あいさつ 三種町町民栄誉賞授与式 (6月2日)

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三種町町民栄誉賞授与式 (6月2日)

 初夏のさわやかな風を感じるこの佳き日に、多くの来賓の皆様の御臨席のもと、三種町で初めての町民栄誉賞の授与式を挙行できますことを、誠にうれしく思っております。
 記念すべき第1号の受賞者となりますのは、4月8日に行われたプロボクシングWBCスーパーフェザー級タイトル戦において見事勝利し、世界チャンピオンとなりました三浦隆司選手であります。
6.2 三浦隆司  三浦選手は、2年前に、世界タイトルに初めて挑みましたが、惜しくも敗北を喫し、このたび2度目の挑戦で晴れて世界の頂点に立たれました。スーパーフェザー級第10位として臨んだタイトル戦でありましたが、三浦選手は序盤から攻守安定した試合運びで優勢を保ち、ここぞというチャンスでは得意の左ストレートを確実に決め、3回以降、立て続けにダウンを奪うなど、日ごろの鍛錬の成果を如何なく発揮されたものと思っております。
 私も試合当日、応援団の一員として参加しておりましたが、まさに新・世界チャンピオンにふさわしい、熱く感動的な戦いぶりでありました。
 このたびの世界王座獲得の偉業に対しまして、町民を代表し、あらためてお祝いを申し上げたいと思います。
 これまで大変な御苦労を乗り越え、厳しい練習にも耐えてこれらました三浦選手には、様々な思いがおありかと思います。
 すでに御承知の方も多くおられることと思いますが、三浦選手は世界タイトル戦を3ケ月後に控えた今年1月、最愛の父・政志さんを事故で亡くされました。母・久子さんと共に我が子の成長を温かく見守り続け、世界タイトル獲得の実現を誰よりも応援してくれていた政志さんを失ったことに、どれほど深い悲しみを覚えたことでしょう。
 しかし、三浦選手はその悲しみを乗り越えて、再び厳しい練習に身を投じ、亡きお父さんの墓前に悲願のチャンピオンベルトを捧げられました。このたびの快挙はまさに、所属ジムの方々はもちろんのこと、ご家族、そして地元三種町民をはじめ、多くの支援者の方々との「絆」から生まれたものであります。
 三浦選手のこうした姿は、町民に大きな感動と活力を与えていただきました。さらに、逆境と悲しみを乗り越え、夢に向かって懸命に努力を重ね、世界王座の栄冠を手に入れた姿は、町の未来を担う子どもたちに、この上ない将来への夢と希望を与えるものであったと思います。
 その輝かしい栄誉と功績を讃えるため、本日、ここに町民栄誉賞を贈り、心からのお祝いと感謝の意を表するものであります。
 三浦隆司選手におかれましては、世界タイトル防衛という新たな目標に向かって邁進していただき、ふるさと三種町の発展に寄与していただきたいと思いますし、三種町から三浦選手に続く素晴らしい人材が続々と輩出されることを願っています。
 結びにあたり、三浦隆司選手が健康に留意され今後ますます活躍されますことと、本日、御臨席を賜りました皆様の御健勝を祈念し、式辞といたします。