スマート農業かわらばん(Vol.6)

更新日:2024年01月10日

かわらばん

スマート農業かわらばん(Vol.6)

みなさんこんにちは!農林課のくまちゃんです。
私は、県立大学での「スマート農業士育成プログラム」を受講し、町でのスマート農業を推進するための基礎知識を学んでいます。

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○営農支援システム○

従来の口頭のみの説明やカンや経験による作業では営農地の広域化に伴い作業ほ場を取り違えるなどの伝達ミスや適期作業を逃す可能性があります。そこで今回は「営農支援システム」についてご紹介します。
これはアプリ等を用いて営農に関する情報を一元管理してデジタル化することで視覚的にもわかりやすく説明することができるシステムです。「ほ場管理」「栽培管理」「営農管理」などを行うもので、機能を絞った安価な製品から経営最適化に向けた分析機能等が充実した製品まで幅広く、様ざまな企業のほか農家自ら開発したものもあります。
営農管理システムの課題としては、手作業による入力では記録を忘れたり、入力データを誤ったりする可能性があり、精度を上げようとすると人の負担が増え作業効率化どころかむしろ負担が増えることになる可能性もあります。
スマート農業に取り組むということは機械を使うということではなく、データ分析した結果をうまく活用することにあり、また使うということ自体が目的となってもいけません。
高い機械を買わなくても、スマホ1つですぐに実践できるので検討されてみてはいかがでしょうか。

くまちゃんのスマートメモ

営農管理システムの主な情報の種類と利用方法

圃場・・GISで圃場形状を定義し登録。作付けや作業履歴などの情報を管理。

作業者・・世帯構成員や従業員の管理と作業指示等に利用可能。

資材・・・肥料、農薬、その他資材の種類、使用量、価格等を管理

作業履歴・圃場等で実施した作業の種類、作業者、時間等を管理

 

これらを用いて、「作付計画、作業の進捗状況、収量別の塗分け、農機作業軌跡、施肥量・収量マップ」などを表やグラフや図面で表示することでデータの可視化が可能。

この記事に関するお問い合わせ先

〒018-2401
秋田県山本郡三種町鵜川字岩谷子8(三種町農政庁舎)
開庁時間:月曜日~金曜日(午前8時30分~午後5時15分まで)
閉庁日:土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
電話番号:0185-85-4826
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