帯状疱疹任意予防接種費用を一部助成しています~令和6年度から助成内容を拡充します~
帯状疱疹(つづらご)とは
水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。子どもの頃に初めて感染すると、水痘(水ぼうそう)を発症します。治った後もこのウイルスは神経節に潜んでいます。普段は体の免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため発症しませんが、ストレスや過労、病気、加齢など免疫力が低下した際に、再び活性化し、帯状に痛みや発疹がでる帯状疱疹として発症します。
帯状疱疹の発症率は、50歳以上から高くなり、また日本では80歳までに約3人に1人が発症すると推定されています。
予防接種により発症を約50%、帯状疱疹後神経痛の発症を約60%抑制できたとの研究結果があります。
対象者
三種町に住所を有し、接種日時点で50歳以上の方(希望者)
(注意)過去に助成を受けたことがある方は対象外
ワクチンの種類
帯状疱疹を予防するワクチンは、現在2種類あり、接種回数や接種対象などに違いがあります。
種類 | 製品名 | 接種回数 |
---|---|---|
生ワクチン | ビケン | 全1回接種 |
不活化ワクチン | シングリックス | 全2回接種 |
(注意)副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤などの治療を受けており、明らかに免疫抑制状態の方は、生ワクチンは接種できません。
接種料金
接種料金は医療機関によって違います。
助成額
種類 | 助成額 |
---|---|
生ワクチン | 5,000円 |
不活化ワクチン | 各10,000円(2回接種計20,000円) |
(注意) ・請求時に助成額を引いた額が請求されます。
・対象者かつ生活保護受給者は接種費用の全額を公費負担とします。
助成の受け方
- 希望される方は予防接種を受ける前に、医療機関と相談し接種するワクチンの種類を決めたうえで、保健センターへご連絡ください。
- 接種の際に使用する予診票や協力医療機関一覧などの書類をお送りします。
- 予約が必要な医療機関には予約を行ってください。接種当日は、医療機関へ記入した予診票を必ず持参してください。
(注意)2024年4月以前に予診票をお渡しした方の中で、未使用の予診票がお手元にありこれから接種を希望される方には、新しい予診票をお渡ししますので、保健センターまでご連絡ください。
帯状疱疹を予防するワクチンと他の予防接種との接種間隔
ワクチンの種類によって、接種間隔が異なります。接種をお受けになる医療機関または保健センターにお問い合わせください。
協力医療機関
三種町の助成制度を利用して、帯状疱疹予防接種を受けることができる医療機関につきましては、帯状疱疹任意予防接種協力医療機関一覧をご確認ください。
この記事に関するお問い合わせ先
秋田県山本郡三種町森岳字上台93-5
開庁時間:月曜日~金曜日(午前8時30分~午後5時15分まで)
閉庁日:土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
電話番号:0185-83-5555
健康推進課 保健センターへのお問い合わせ
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更新日:2024年04月01日